研究データ

ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替)とは

  • ヒトノロウイルスは培養細胞で再現性良く増殖させることができないため、その性質や不活化効果は代替ウイルスとしてネコカリシウイルスを用いて試験されている。
  • ヒトノロウイルスについて
    • ヒトへの感染経路は、主に経口感染である。感染者によって汚染された食品による直接的に、あるいは接触によって間接的に感染する。
    • ごく少量のウイルスで感染が起こることが明らかになっており、飛沫感染、あるいは空気感染(または塵埃感染)によって感染拡大したとの報告もある。
  • 病原性
    • 潜伏期は1~2日であり、ヒトに対して主に嘔吐、下痢などの急性胃腸炎症状を起こす。
    • 腹痛、頭痛、発熱、悪寒、筋痛、咽頭痛、倦怠感などを伴うこともある。
    • 乳幼児や高齢者、体力が弱っている人は嘔吐や下痢による脱水や窒息のリスクがある。
    • 症状消失後、3~7日間ほど患者の便中に排出される。症状を示さない不顕性感染も報告されており、二次感染に注意が必要である。

ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替)に対する効果

製品

【実験方法】
100倍希釈した試験液(3.5 mM)をウイルス液と室温で3分間反応させたのちに、その感染価をTCID50法で測定した。

手洗いせっけんバブルガード

  • ※ハンドソープAとは、試作品ハンドソープ(ラウレス硫酸Naベース)
  • ※未処理とは、実際に使用したウイルスの感染価を示す

手洗いせっけんバブルガードは、ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替)を未処理の1/100以下に減少させた。

広島大学大学院医系科学研究科ウイルス学講座にて実施

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