研究データ

皮膚糸状菌とは

  • ヒトの皮膚・爪・毛髪に感染する真菌の総称。主なものは、トリコフィトン属、
    ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属など。
  • 胞子(分生子)が皮膚に付着し、そこに傷があったり湿っていたりすると、菌糸を伸ばし始め、増殖する。
  • 胞子は土壌にも存在するが、おもな感染源は患者から脱落した角質化した細胞の破片
    (その中に胞子が含まれている)。
  • 患者の衣類・はきもの、浴室の湯、足ふきマット、タオルなどが感染源となる確率が高い。
  • 病原性
    1. 皮膚糸状菌症(白癬)を起こす。
      侵される部位により、頭部白癬(シラクモ)、足白癬(ミズムシ)、陰部白癬(インキンタムシ)、体部白癬(ゼニタムシ)、爪白癬などと名付けられる。

皮膚糸状菌

白癬菌に対する効果

【実験方法】
小分生子の状態の試験菌を普通寒天培地に塗布し、中央にろ紙片(直径8mm)を置き試験溶液10μLを滴下した。これを28℃で3日間培養後、阻止円の大きさ(直径)を測定した。
※菌株:臨床分離株
※阻止円・・・菌の増殖阻害範囲を示す

手洗いせっけんバブルガード

80%EtOH(消毒用アルコール)

0.1%塩化ベンザルコニウム(逆性石けん)

*PBS(phosphate buffered saline)を滴下

手洗いせっけんバブルガードは、0.1%塩化ベンザルコニウム(手指・皮膚の消毒薬)と同等以上の増殖抑制効果を示した。

産業医科大学 医学部 微生物学にて実施

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