研究データ

黄色ブドウ球菌とは

  • 直径が0.8〜1.0μmの球菌。
  • ブドウの房状の配列をとる。
  • 健康人の30〜40%の鼻前庭に常在している。
  • 環境ストレスに対しても抵抗性であるので,室内の床やリネン類にも付着し生息している。
  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は医療関連感染の原因菌として問題となる。
  • 病原性
    1. 1.化膿性炎症
      伝染性膿痂疹(とびひ)などの皮膚の化膿症、中耳炎などをおこす。
    2. 2.食中毒
      調理者の手の黄色ブドウ球菌が食品に付着して増殖し、食品中で腸管毒(エンテロトキシン)が産生され、毒素型食中毒をおこす。食中毒の潜伏期は平均3時間で、吐きけ・嘔吐が主症状である。
    3. 3.剥脱性皮膚炎
      剥脱性毒素を産生する菌株による。この毒素により、乳幼児や小児にブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群や水疱性膿痂疹をきたす。
    4. 4.毒素性ショック症候群
      毒素性ショック症候群毒素-1による。発熱、皮膚の発赤・発疹・剥脱、血圧低下をきたす。
黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌に対する効果

【実験方法】
試験菌は、普通寒天培地で、37℃1日培養したものを用いた。これを石けん液と室温で30分間接触させ、生菌数を培養法にて測定した。
※菌株:NBRC100910(Type strain)

手洗いせっけんバブルガード

*<4:検出限界以下
*PBS(phosphate buffered saline)と接触

手洗いせっけんバブルガードは、生菌数をコントロールの約1/100に減少させた。

産業医科大学 医学部 微生物学にて実施

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