研究データ

カンジダとは

  • 酵母型と菌糸型の2種類の形態をとりうる。
    培養条件下では酵母型であるが、感染すると組織内では菌糸型となる。
  • 健康人の口腔・消化管・腟などに常在。
  • おもに宿主の免疫能の低下に伴って感染をおこす(日和見感染症)。
  • 化学療法薬の長期投与によって常在細菌叢を構成する細菌が減り、カンジダ症を発症することもある(菌交代症)。
  • カンジダ症の多くはCandida albicansによって起こる。
  • 病原性
    1. 1.表在性カンジダ症
       口腔カンジダ症(鵞口瘡)、皮膚カンジダ症、膣カンジダ症など。
    2. 2.深在性カンジダ症
       肺炎、腸炎、敗血症などの全身性の重篤な感染症。

カンジダ

カンジダ(酵母形)に対する効果

【実験方法】
試験菌は、サブロー寒天培地で、37℃1日培養したものを用いた。これを石けん液と室温で30分間接触させ、生菌数を培養法にて測定した。
※菌株:NBRC1385(Type strain)

全身ケアソープバブルガード

*<4:検出限界以下
*PBS(phosphate buffered saline)と接触

全身ケアソープバブルガードは、生菌数をコントロールの1/1,000以下に減少させた。

産業医科大学 医学部 微生物学にて実施

Copyright (c) 2009 感染症対策研究センター All Rights Reserved. ページトップへ 個人情報保護方針 引用リンクについて サイトマップ